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工法いろいろ法面工事の豆知識!~モルタル吹付工とは~

こんにちは!
関東・中部・関西・中国・四国地方で、土木工事を中心にさまざまな公共工事を行っている株式会社松本組です。
奈良県大和高田市に本社を置く弊社は、法面工事や足場工事などの専門技術を持っています。
今回は、法面工事において特に多く使用される工法の一つである「モルタル吹付工」について、その特徴やメリットをご紹介したいと思います。
法面工事の仕事を始めたいとお考えの方は、ぜひこの記事をお読みください。

特に多く使用される工法

一面の法面
法面工事において最もよく目にする工法の一つが、モルタル吹付工です。
モルタル吹付工とは、岩盤や土壌などの表面にモルタル(セメントと砂などの混合物)を高圧で吹き付けて固めることで、法面の安定化や美観化を図る工法です。
山間部の道路やトンネルなどでよく見かける灰色の壁が、モルタル吹付工で作られたものです。

特徴は?

モルタル吹付工の特徴は、以下のような点にあります。

風化防止に効果的

モルタル吹付工は、岩盤の風化が懸念される場所に適しています。
モルタル吹付工は、岩盤の表面を覆うことで、雨水や空気などの外的要因から岩盤を保護し、風化や崩壊を防ぐことができます。

湧水対策が必要な場合もある

モルタル吹付工は、湧水が少ない場所に適しています。
湧水が多い場所では効果が薄くなるのです。
湧水が多い場所では、湧水対策としてドレーン(排水管)やシート(防水材)などを併用する必要があります。

崩壊防止のための補強材も必要

モルタル吹付工は、主に崩壊の発生防止が目的です。
ただし、大規模な落石を防止することはできません。
大規模な落石を防止するためには、網やロープなどの補強材を併用する必要があります。

小規模な落石を防ぐことができる

モルタル吹付工は、小規模な落石を防止できます。
岩盤や土壌の表面を平滑化することで、小規模な落石も発生しにくくします。
また、モルタル層が落石を受け止める役割も果たすのです。

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